2007年ベスト5(マンガ込)

今年は数年ぶりに読書量があがったので、本も振り返ってみます。ただしマンガ込みで。

1位「おばあちゃんが、ぼけた」村瀬孝生
よりみちパン!セという中学生(以上)向けの新書の中の1冊。中学生向けとは思えない。タイトルからも予想がつかないくらい、笑って泣けて、年をとるのが少し怖くなくなる。100%ORANGEのマンガもおもしろくて、いい。うちの死んだばあさんもぼけた後はちょっとおもしろくて、未だに我が家でその話題が出ることを思い出す。同居してた伯母は大変だったと思うけれど・・・

2位「団地ともお」全巻 小田扉
いきなりマンガ登場。今年一番の収穫は、ともおに出会えたこと。出てくる人たちがいちいち魅力的で、クセになる。ああ、あの団地に住みたいったら。

3位「板尾日記2」 板尾創路
そりゃ昔から板尾さんは好きだったけれど、この本を読んだらもっと好きになった。あと普通に結婚したくなる。とりあえず明日の夜は「板尾24」を見なければ。何せ去年は思いっきり録画に失敗してたから。

4位「帽子の下の煙」 ウィスット・ポンニミット
せつなくて、せつなくて。タムくんのマンガの中で一番好き。

5位「江利子と絶対」 本谷有希子
未だにトラウマのように心に突き刺さっていて、読み返したいけれど、怖くて読めない。短編集だけれども、一気に読めなくて、ちょっとずつ読んではその後に「団地ともお」を読み返す日々だった。

他にもいろいろ読んだけれど、今年はともおとよりみちパン!セに出会えてよかったなあ、と思う一年。とりあえず年末年始は買ったものの読んでいない本を読みまくるのだ。

おばあちゃんが、ぼけた。 (よりみちパン!セ 25)団地ともお (10) (ビッグコミックス)板尾日記 2帽子の下の煙江利子と絶対〈本谷有希子文学大全集〉 (講談社文庫)