ローラーガールズダイアリー

Whip It

Whip It

連休になったらもう一度見たくなる映画。「ゴーストワールド」(ただしこれは身に刺さりすぎて、もう何年も見ていない)、「君とボクの虹色の世界」、「ジュノ」、「リトルミスサンシャイン」。今日見た「ローラーガールズダイアリー」は今後ここに並ぶであろう映画。
昨日見た「ヒックとドラゴン」と根底をなす物語は同じとはいえ現代の女の子の物語であること(私はおばさんですが)、主演がエレンペイジであること、敵役がジュリエットルイスであること、監督がドリューバリモアであること、音楽が格好いいこと。好きにならない要素はどこにもない。
中でも決定打はダニエルジョンストンのHi,How Are You?イラストの使い方がとても素敵だったことかもしれない。ボーイフレンドがダニエルTシャツを着ていたので、今でも「あの子やっぱりいい子じゃないかな」と主人公のブリスには言ってやりたい(ダニエルジョンストンのTシャツを着ている人に悪い人はいない説を私は強く推しているのです)。
悪魔とダニエル・ジョンストン [DVD]

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SATCとは違った意味で、母親との関係など女にしかわからない映画かもしれないからこそ、たくさんの女性に見らればいいのにと思いました。

(最初に取り上げた映画群はこちら)
ゴーストワールド [DVD]君とボクの虹色の世界 [DVD]JUNO/ジュノ<特別編> [DVD]リトル・ミス・サンシャイン [DVD]

そうそう、日記には書いていなかったけれど、先日「インセプション」を見た後、「ん?ジュノは子供を産んだ後インセプションの仕事に関係したの?」と思っていた。だけど、インセプション仕事の前にローラーガールズもしていたのかもと思うと、大変な道をジュノは歩んでいるのだなあと勝手に物語を作ってしまいがち。