曲がれ!スプーン
- アーティスト: サントラ,菅野祐悟
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2009/11/18
- メディア: CD
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が、…。「サマータイムマシーンブルース」は舞台でももちろん楽しかったけれど、映画化しても物語、設定が舞台版を補ってさらにプラスなにかを感じ取れるような内容であったんだなあ、と今更気づくような思いにとらえられる。つまり、これ、映画にする必要ってあったの?という疑問が冒頭3分ですでに頭をもたげてしまい、台詞のやり取りにも笑えないような状態に。主人公が善通寺にたどりつくまでの行程、映画なのにあれでいいの?とか。コネタ多いのはコネタ好きとしてはまあ大目に見たとして、それで完璧に無駄なカット増えてますよね、素人目に見てもテンポが悪くなってるのわかりますよ、とか。
とはいえ、舞台と同じくカフェド念力内での台詞の応酬はさすがにおもしろい!ということはつまり…これ、映画にする必要はあったのかという身もふたもないよう疑問が頭をもたげてしまう。素人なのに文句ばかり言って申し訳ないんだけど、ラストだってもっと短くてよかったんじゃないかしら。
いつも舞台を楽しんでいるヨーロッパ企画の映画に批判じみたことを言いたくはないんだけど、感想を書こうにもこういうことしか思い浮かばない。すごく残念。長澤まさみの衣装はすごくかわいかったのにな!
とか書きながらも、本日は善通寺に行っておりました。偶然行くことになったんだけど、自然とプチロケ地めぐりになっていました。こんなものも発見!
かたパン屋さんでもらいました。あの自販機はさすがになかった。あの街並ならあっても違和感なかっただろうなあ。
初めて善通寺の五重塔を見ました。
映画を見たばっかりだったのでゆうゆうロードを見ただけで「あの辺りでまさみ(呼び捨て)は歩いていたのだろうか…」などと思い、普通に善通寺に行くより楽しかったのは確か。そう思った瞬間、「曲がれスプーン」に文句ばっかり言ってた自分を恥じたのでした。買収(?)されやすい体質だな…