there is a light that never goes out

週末は東京へ。一番の目的はspiritualizedの横浜公演を見に行くこと。
その前に東京に住んでいた頃よく遊んでた仲間たちと新宿で会う。集団での再会は久しぶり。一緒に遊んでいたときとはそれぞれ環境や事情が異なっているけど、相変わらず愉快なメンツで面白い。昔話や近況を伝え合ってから、そのうちの1人と横浜へ。
ライブ会場の横浜ベイホールは駅から少し遠い。寒いねと言い合いながら足は速まる。ベイホールは初めてなれど、すごくいい具合のシャンデリアなどあってステキな雰囲気。ドキドキが抑えきれず、今まで買いそびれていたTシャツを買ったり、くだらない話をしつつその時を待つ。
そして・・・。最初は静かに聴き入り、それがいつしか大きな熱狂となり、演奏と客席の熱がどんどん重なっていく素晴らしい空間がそこには広がっていました。演奏を聴いている私たちはまるで、暗闇の中から一筋に光るその場所だけを頼りに息をしているような。その光はどんどん強まり、ついにはそこに身を委ねてしまうと自然に涙がこぼれてきたりもする。だけど時には限りがある。宴の後は放心状態。
抽象的なことでしか表現できないようなあの体験。去年のサマーソニックの時よりも、演奏は分厚くタイト。緊張感がありつつもラフであって、もうなんだろう、あの感じ。
とにもかくにも、今年1番のライブはきっとこれで、これを基準に他のライブを見ると全てどうでもよくなる気すらしている。

↑日本に来る前はオーストラリアのATPに出ていた模様。かっこいいい!