sea of love

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

明日から仕事。お正月気分を吹き飛ばすためにセールを見に行く。が、人の多さと割引率の渋さに心折れ逃げ込んだ書店でふと図書カードをもらったことを思い出す。それで買おうとした本の在庫がないことを確認したもののやっぱり何か買いたい！と思い出したのが主に中学生に向けて書かれたよりみちパン！セシリーズから出ているこの本。どこかのブログで絶賛されていたのが心に引っかかっていた。
そしてさっき読み終わった。
西原理恵子が自分の人生を通じて知った「カネ」のこと。そこからわかる「人生」のこと。夢を持つことは素晴らしい。だけどそれだけでは生きていけないことを私たち大人は知っている。夢と現実に折り合いをどうつければいいの。夢を諦めるなとか軽口叩いていいの。
私はこの本に書かれたことを忘れたくないので、毎年お正月に読み直すことを誓った。もし自分に子供が生まれたら、10歳の誕生日にはこの本を必ずプレゼントしようと思う。友達の誕生日に何をあげようと悩む前にこの本をプレゼントする。大好きな人たちには是非この本を読んでもらいたいのです。
この本を最後部を読んでいる時流れてきたCatPower（どなたかのカバーだそうで）の「Sea of love」の一節がこの本の根底と繋がっている気がします。

I want to tell you how much I love you

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