至福の時


毎週姪は会うたびに成長していて驚く。つたい歩きのスピードは早くなり、できなかったハイハイももうじき出来そうな感じ。名前に「音」の文字があるせいか音や歌にとても敏感で、歌を少し歌っただけで踊ったり、じっと聴いてみたり、音に対する素直な反応は見ているだけでとても幸せな気持ちになる。今日、姫路まで二階堂和美さんのライブに行ってきた。ニカさんが伸びやかに歌っている姿を見ると、そんな姪のことを思い出した。生々しい生き物であり、まるで知らない星からきた人みたいであり。
歌声とギターだけのライブ。今日のMCで、マンガは登場人物の喜怒哀楽の振り幅が大きく、それにいちいち引っ張られるので読むとすごく疲れると話していたニカさんの歌声は、聴いている側の感情を極限まで引き出そうとしているようにも思えて、でも決して疲れることはなく、むしろ身を委ねてしまいたいように思えました。「せぷてんばぁ」「A HAPPY NEW YEAR」「みかん」「つるべおとし」など聴けてとてもうれしかった。最後に歌った「愛の讃歌」は凄すぎて、卑怯なんじゃないかと思うほどでした。
2009年はニカさんの歌声のように伸びやかでありたい、こっそりそんなことを誓う年の瀬です。

ニカセトラ

ニカセトラ

ハミング・スイッチ

ハミング・スイッチ

今日はほぼ両方からの選曲でした。