売り払ってもまた買ってしまう

行きつけの新・古本を両方取り扱う書店で本をいつもより多めに売る。高価買取本が含まれていたせいか、思ったよりも高値で買い取ってもらえた。しかし査定をしてもらっている間にいろいろチェックして、またマンガを数冊買い込む。本を減らす必要があるから売ったのにまた買うとかアホすぎると思いつつ、「女の子の食卓」は一番悩んだけど買ってよかった。女の子の日常のふとした気持ちが食べものと絡めて綴られている短編集（1巻はちょっぴり連作気味）。普段忘れてしまいそうだけど、でもとても大事な気持ちが少女をとっくの前に過ぎた私の胸にぎゅっと戻ってきて、心の中が切ないモード全開になってしまった。

女の子の食卓 1 (りぼんマスコットコミックス)

そういえば「ラウンダバウト」3巻もすごくよかった。真ちゃんが大きくなったらものすごく素敵な女性になっていると思う。私はじゅうぶん大人の年齢ですが、心の中にヤヌス（仮名）も卑屈っぽいおっさんもいるので、彼女が眩しくて仕方ない。

ラウンダバウト 3 (クイーンズコミックス)

本当は新刊を買うつもりだったのに相変わらずあの店には私の欲しい本が置いてないんだなあ。