タイムクレヴァス

週末東京に行った折、横浜まで足を伸ばして、横浜トリエンナーレにも行きました。渋谷から東急に乗っていくものと思い込んでいたら、今は湘南新宿ラインなんて便利なのがあるんですねえ(え、随分前からあるの!?)。おしゃべりしてたらあっという間に横浜に。横浜なんて何年ぶりだろう!
トリエンナーレで足を運んだのは、新港ピアと赤レンガ倉庫とランドマークタワー。途中、赤レンガ倉庫横で開催されていたドイツビール祭りに参加したため、ちょっとトリエンナーレがどうでもよくなっちゃったことは私だけのヒミツだ(ヒミツになってない)
一番好きだったのは「ネズミとクマのフィルム(一部)」

このぬいぐるみたちが中世ヨーロッパっぽいお屋敷を探索するフィルムが3種同時に流されていたのですが、私はどうやらそれを見ている時、一番夢中になっていたようです。写真のぬいぐるみは別の場所で展示されていたのですが、なんと寝息をたててるんです!ちょっと気持ち悪いのが何とも言えません。
他にもいろんな展示があって、興味をそそられます。昔の美術は見方が固定されているところもあるけれど、現代美術は感じるままに感想を言っても誰もさほど気にしないところが好きです。よくわかんないのも多いけど。
横浜赤レンガ倉庫では映像作品が流されていて、タージマハル旅団のドキュメンタリーのようなものを発見!音がもっとはっきり聞き取れればよかったのに。ピンクの巨大風船を山で膨らませる映像は未だに印象に強く残っています。あれ、なんだったんだ・・・
灰野敬二の演奏をひたすらヘッドフォンで聴いてから(どのくらいの尺あったんだろう。いつまでもおわらなそうだった)、私の本当のお目当て、ミランダ・ジュライ*1の展示「廊下」に向かうも、大混雑。他を見てから再度心を決めて並びました。30分ほど待って、文字通り廊下へ。廊下に並ぶ言葉群に一瞬「お説教!?」とひるむも、結局じっくり向き合って読み込みました。これ、絵本とかで再現してほしいなあ。けど、体感しないとやっぱり自己啓発ものと勘違いされそうな気もしなくもないけど。

日本語版で通りぬけましたが、振り返って英語版で写真を撮りました。
あの日本語訳はこの単語だったのかとしみじみ。

あ、ランドマークタワーで落っこちたら受け止めてほしい少年もばっちり見学。

え、君、なんで脅えてるの?

え〜〜〜〜〜〜〜!!!飛び降りるつもりなの〜〜〜!!!


マニックスファンとして当然撮影。

本当に楽しい一日でした。実は写真はPENで主に撮影したので、今はさほど手元になかったりします。さっさと現像しなければ。

*1:君とボクの虹色の世界」監督・主演のあの女性