キセル/マジックアワーツアー@京都磔磔

cloudy32008-02-17


ここを読んでくださっている方(ありがとうございます)ははっきり感じてらっしゃるだろうけど、私はキセルのライブを見るチャンスが出来れば、なるべく逃さないようにしています。それはデビュー当時からのファンにも関わらず、初期には数年間で数えるほどしかライブを見る機会がなく、何年か前に思い切って磔磔のライブに行ったとき、何故自分から能動的に動かなかったのか、と猛省したからに他ならないのだけれど、さすがに最近は見に行きすぎなのではとも思ったりする。が、あのアルバムの出来を考えればやっぱりライブへ行きたくもなる。
というわけで、昨日16日、磔磔でのライブに行ってきました。
キセルさんにも久しぶりのワンマンライブツアーにあたり、いろんな思いがあるのだろう、こちらまで強く伝わってくる緊張感。ドラムの北山さんが加わったライブは2日目、まだお互いに手探りなのかもしれない。だけど、そこはキセルさん。徐々にいつものペースに。磔磔だといつもMCが饒舌な気がする。あの曲にドラムが入るとあんな感じなのか!など、いろんなことを思うライブです。ただ、ツアー序盤なので、詳細は避けようと思います。
が、これだけは。行きに森見登美彦の「太陽の塔」を読みながら京都に向かうというベタなことをしたのですが、「眠る人」を聴いたときになぜかこの小説の終盤を思い出し、涙しそうになる。この小説についてはまた後日ゆっくり書こうと思っているけれど、読んでるときに何故かいちいちキセルの歌詞を思い出していたせいかもしれないなあ。

今日の1枚:今朝の京都は雪が舞っていた。空もどんより。