「LONDON CALLING」を見てきた

ザ・フューチャー・イズ・アンリトゥン

ザ・フューチャー・イズ・アンリトゥン

初めて自分で買った洋楽のCDはThe Clashの「London Calling」。今までよく聴いたCDの5本指に入ることは間違いない。だけど、今みたく洋楽の情報を得ることは田舎の高校生には難しくて、Joe Strummerなんてずっと遠い存在でしかなかった。
それがフジロックでキャンプをしている、おなじみの人になるなんて思いも寄らず、ましてやもうこの世からいなくなって随分時が経ったことも信じがたい。
だけど、Joeはいつまでも私にとってはパンクヒーローだ。これだけは間違いないな、とこの映画を見て確信した。
Joe Strummerという人間の軌跡を辿るべく、周りにいた人たち、彼から影響を受けた人たちのインタビューを中心にまとめられたドキュメンタリー映画。Joeという人間について知ることができるのはもちろん、パンク発生時前後のイギリスの空気などを知るにもいい映画だと思う。何よりも、Joe、Mick、Paulの3人で写っている姿が最高にかっこいい。このメンバーでなければ、だめだったのだ。
岡山は他に比べ、かなり遅い時期の公開だったけれど、今見られて本当によかったな、と思う。

全くもって関係ないが、若かりし頃のTopperは、濱田岳という若手の俳優にそっくりだと思う。