世界のこぎり音楽フェスティバル
のこぎり音楽祭を見に、大阪の河内長野に行きました。キセル兄弟を目当てに。
キセルは「系図」「君の犬」「ハナレバナレ」の3曲のみ。
「系図」は高田渡さんのカバーだけれど、同じ列に座ってたおばさまが歌詞にクスリと笑ってた。「君の犬」は新曲。とはいえ、私が聴くのは3度目。相変わらず泣ける。大好き。「ハナレバナレ」は、サキタハヂメさんと北海道のカポウさんというのこぎり奏者さんとともに。キセルなのに本気で寝そうになる。気持ちよすぎ。
北海道のカポウさんは矢野顕子と湯川潮音ちゃんを思い出させるような声の持ち主でもある。のこぎりの音もなんだか柔らかくて、他の誰よりも表情豊かだった。
あと、イギリスののこぎり奏者の演奏がすごかった。のこぎり音楽ってものすごい可能性を秘めてるんだなあ。
胡弓の演奏が難しいことも知る。音がものすごくきれい。
終演後におばさまたちが争うようにキセルのCDを買っていた。すごい!とはいえ、サキタハヂメさんのサイン待ちの列はもっともっとすごかった。
あれだけのこぎり音に触れると、心の中があの世感で溢れてるので、社会復帰に自信がなくなる・・・
今日の1枚:大阪のタワーで買い物すると、特典がたくさんつくなあ。
買ったのは、トクマルシューゴ、ゆらゆら帝国、畠山美由紀。