広島にて。

あー、今月は2回広島に行けるかな?ドーム行ったからお金ないなあ。平日に広島は無理かなあ。などと思っていたら、私、肝心のライブの日程を勘違いしており、その2回が2日連日であることが発覚。しかも今週は仕事に余裕があるわよ!ならば思い切って2日とも行っちゃえばいいじゃないと思い立ち、金曜日に会社を早退して広島へ。新幹線だと広島へはあっという間。
そのまま路面電車へ乗り込み、クラブクアトロへ。初日の目的はFenn O'Berg。音源を聴いている限り、そしてFenneszやJim O'roukeのライブを見ていても、どんなライブなのかは全く想像はつかず。だけど一音始まると、3人がMac Bookに向かってスイッチをいじっているだけなのにスリリング。音が膨らんでいくにつれ、こちらの気持ちも惹き付けられていく不思議。自分の心の汚れたところも洗い流されていくような感覚すら覚えました。いくらでも聴いていたかった。
先行発売されていた昨年の日本ツアーの音源もとても気持ちよい。

ライヴ・イン・ジャパン

ライヴ・イン・ジャパン

2日目は場所を移して横川シネマ。エリオットスミスのトリビュートライブ。キセルと長谷川健一さんという私のためにあるようなライブ!しかもoono yuukiさんまで出るという。まさに夢のような時間でした。
oonoさんの音を聴くのは麓健一さんファンのくせに失礼ながら初めてでした。だけどものすごく好きな声、好きな歌。いい出会いができてうれしい。
ハセケンさんのライブを見るのも実は1年以上ぶりかもしれない。変わらず美しい歌声に酔いしれる。ライブで聴いたことのない曲をたくさん聴けたのがうれしい。大好きな曲を聴けたのもうれしい。
キセルはなんだろう、書くとウソっぽくなってしまうんだけど、本当に見るたびに強度が増してくような。「ねの字」の4つ打ちバージョンにはしびれた。そして念願の「しんしんしん」も聴けてとてもうれしい。
うれしいがたくさん重なって、気持ちが満たされた夜でした。