夢、半分かなう
鳥取砂丘に行ってきました。多分小学生の時に梨狩りに行って以来だと思います。
こんな丘を登っていきます。安部公房の「砂の女」*1を思い出し、このままここから出られなくなったら、と心の片隅で思いながらひたすら歩きます。案外楽に登れたけれど、最後のひとふんばりは辛かった。砂の恐ろしさを感じつつ、ここでも体力のなさを痛感。だけれどその先にはこんな風景が広がります。
向こうまで見える海岸線に打ち寄せる波がレース模様みたいで、すごくきれいでした。
汗だくになりながら帰る途中、らくだで遊覧観光をしようと決意。子どもの時は「(値段が)高いからダメ」と言われて諦めたらくだライド。リベンジは今ここで果たさねばと思ったのです。しかし今日はあいにくの雨。私が受付に向かおうとしたところ、遊覧観光は中止となってしまいました。くぅ。とりあえずらくだに乗って写真撮影だけしてきました。
馬にも乗ったことがないので、乗ったときの視線の高さなど思いがけず高くて驚きました。しかし高所恐怖症の私でもなんだか楽しいらくだライド。写真を撮ったあと、係の方にOKもらってかららくだの体に少し触れたのですが、想像と違って毛が固かったのも発見でした。
次に砂丘にいつ行けるのかは全くわからないけれど、次こそはらくだで遊覧観光!と誓いながら砂丘を後にしました。
砂丘旅行の後は諸星大二郎「夢の木の下で」を読みました。「らくだの涙」のDVDもきっと見ちゃう。
*1:これもトラウマ本