熱を出す

ダークナイト 特別版 [DVD]

「接吻」と「ダークナイト」の2本を同じ日に見ました。公開日から遠く離れたこの2本、普段の私なら選ばないと思うのですが、とても評判がよかったので映画館で見なければと思ったのです。
邦画と洋画、ミニシアター上映とハリウッド超大作、もちろん内容も相反する2作なのに、「憎しみ」「狂気」を描いている部分ではつながっていて、しかもそこへ落ちていく描写の仕方がそれぞれ半端なかったため、「ダークナイト」を見たあとで熱を出してしまう始末。
皆さんが絶賛するようにもちろんヒース･レジャー演じるジョーカーがすごかったのだけれど、ハービー・デント（光の騎士）を演じるアーロン・エッカート（サンキュースモーキング！）も素晴らしかった。映画が終わった後に、そういえば今までならゲイリー･オールドマンがジョーカーやってそうな気もするんだけど、などと思ったりもして。
まあ、私なら絶対ゴッサム･シティーには住みませんけどね。とか言いつつ、今年見た映画全部忘れて心の中は「ダークナイト」一色。
心の平穏を保つため、来週は全く毛色の違う映画を見に行くことを心に誓いました。