フジロックに行ってきました(その1)

週末は3年ぶり9回目のフジロックに行ってきました。「もうフジなんて卒業したんだい!」と心で思っていたけれど、My Bloody Valentineが出演すると聞いた瞬間「行く!」と叫んでいました。
木曜夜まで仕事をして、いったん帰宅して入浴〜食事をしてから出発。ちなみに今回ほぼ1人で行動です。いつもなら仕事を少し早めにあがってそのまま駅前のバス乗り場に行き、ツアーバスで苗場まで、というパターンですが、今回のフジロックの裏テーマは「無理しない」と決めていたので、ひとまず新幹線で新大阪に行き、そこから急行きたぐにの寝台を利用して越後湯沢へ向かいました。実はフジ前の一番の楽しみは寝台に乗ることでした。生まれて初めての寝台。リサーチは1年以上前からしていたので、予約開始当日に下段の席を予約。大変快適に5〜6時間過ごす(=寝る)ことができました。当然だけど夜行バスで行くよりも体がとても楽です。

今回の宿は越後湯沢駅周辺。久しぶりにシャトルバスに乗りました。初日はバスに乗るまで2時間近くかかってびっくり。疲れ果ててバスの中で熟睡してしまい、「フジに来た!」という実感は全く持てませんでした。
チケットをリストバンドに交換していざ会場へ。先に入っている友人らと再会を果たし、ビールを早速飲んでついに私のフジロックスタート。
見たのはThe President of The United States Of America→くるりTravis(この日なぜかTravis演奏時のみ雨が降るという素晴らしい演出(?)のおかげで、予定になかった「Why does it always rain on me?」が聴けました)→ショピン→トクマルさん→マイブラ
My Bloody Valentine!友人と会えなかったので一人頑張ってモッシュピットへ。気付けばスピーカー前にいる私。耳が少し心配(一応耳栓持参)。1時間ほど泣きそうになりながらひたすらその瞬間を待つ。

4人が現れて、一音目を鳴らしたときのことはきっとずっと忘れないんだろうなと思う。その後は何が起こっていたのかよく思い出せないくらい。だけど、今この場所に爆弾が落ちて死んだとしてもきっと後悔しないんだろうなと思っていたことは覚えている。
音量はもう少し大きくてもいいんじゃないのかと思ったけれど、隣にいた人が耳を途中塞いだりしてたので、ノイズに慣れていないときつかったのかもしれない。あと「You Made Me Realize」のノイズ部は圧巻の一言でした。美しいフィードバックノイズの海に溺れ、私のフジロックはここで既に終わったな、と思ったのです。

(明日以降続きを書きます)

追記:日記が長すぎたので短くしました。mixiに原文載せるかもしれません。