私も、そこにいた

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

ラウンダバウト 2 (クイーンズコミックス)

ラウンダバウト 2 (クイーンズコミックス)

前から気になっていたけれど、2巻が出るにあたり、常々読んでいるブログの書き手の皆様がことごとく「読んだ!」とエントリーをしており、もはやチェックせざるを得ぬと「ラウンダバウト」1、2巻を読みました。
どこにでもいる中学生女子のふとした心の動きを丁寧にすくい上げていて、でもイタくならず、切なくなりすぎず、いい塩梅に「ああ、そんなことが私にもあった」と思い出させてくれる。友達との付き合い方がわかんなくなったり、創作ダンスが面倒くさかったり、友達とAVをこっそり見たりw、占い雑誌に夢中になったり、家庭科教師にむかついたり。

こんな作品を描く渡辺ペコさんってどんな人だろう、と思ってたら、柴崎友香さんの「ワンダーワード」で、柴崎さん、ヨーロッパ企画松田暢子さんと対談をしていたのですね。柴崎さんも松田さんも大好きなので、今でなくとも、ペコさんの作品はいつかは読むことになってたんだろうなあと思う。