中野の友人

いろんなことに疲れ果て、テレビに背を向ける毎日の元テレビっこ。しかし「週刊真木よう子」だけは見過ごすわけにはいかない。
http://www.starchild.co.jp/shuukan-maki/
出演者、スタッフの豪華なこと、豪華なこと。中でも一番楽しみにしていたのが今回(注:私の住む地方では東京の1週遅れで放映中)の「中野の友人」。原作・いましろたかし、監督・山下敦弘、出演・井口昇って何事ですか、と思っていたのだけれど、実際に見てみたら、もう何もかもがハマっていて、30分のドラマというよりも短編映画を見たような気持ち。閉塞感、焦り、諦めなどイヤなくらいに伝わってくる。けど決してイヤな気持ちだけが残るわけでもない。それにラストシーンのあの感じと言ったらもう私が何かを言葉で説明するよりも見てくださいとお願いしたくなるような。言葉で表現する場所で投げ出すのもアレ(どれ?)ですけれども。私は正直ちょっと泣いてしまった。山下敦弘いましろたかしを撮らせた人に本当に感謝の気持ちでいっぱい。
今日はこのドラマの余韻に浸りながら息をしていたような気持ち。連休中にまた録画したのを見ることにする。

グチ文学 気に病む

グチ文学 気に病む

今日買おうかと思ったけれど、今読んでいる山本精一のエッセイ(おもしろい!)を読み終えたら買うことにした。本は読み終えてから買うことが近頃の目標。