What a beautiful day

Comicopera

Comicopera

Robert Wyattという名前はもちろん知っていたけれど、何せ自分の両親と同世代ミュージシャンということもあり、若いうちは全く聴こうとしていなかった。たとえPaul Wellerが参加していると聞いたとしても。
だけど、去年このアルバムがよかったとあちこちで聞きつけ、初心者らしく名盤といわれる以前のアルバム数枚を聴いた。自分も年を重ねて聴けるようになったかも、と思ったのだ。だけど、彼の悲しみを帯びた歌たちはその当時の私には支えきれなかった。だからこのアルバムを買うのは少し躊躇もしたけれど、今年買って、正解だった。この美しいアルバムを聴けてよかった。美しいメロディーにのせた悲しい歌が響き渡るこの空間にいることが幸せ。
ところでPaul Wellerが今年で50歳になるそうだ。Don't trust over 30、と30を超えたWeller親父(でもかっこよかった!)に向かってつぶやいた自分が懐かしい。