阪急にも京阪にも乗って

久しぶりにライブをはしご。

まずは京都のUrBANGUILDでTamas Wells。

Thirty People Away

Thirty People Away

Tamasは2年前になぜか岡山に来るというミラクルがあったのに、その日はどうしても仕事を抜けることができずに泣く泣く諦めた苦い思い出を払拭したかった。Tamasの前に、TamasのライブメンバーであるKim Bealesさんと、また別に日本ツアー中であるSharon Van Ettenさんも演奏。Sharonさんは愛らしくも力強く、様々な感情が見え隠れする歌声。初めて彼女のことを知ったのですが、一聴き惚れしました。
Epic

Epic

日本語でなんとかMCをして「ごめんなさい」と謝ったり、楽しい歌が少なくてごめんなさいと言ったり、歌とのギャップもとてもかわいらしい。
そしてTamas Wells。歌声から、ものすごく線の細くて気難しい感じの人だと推察していたけど、ナイスガイな風貌にびっくりした。でも歌声は繊細でいて、優しい。ずっと聴いていたい歌声。自分の心の汚れた部分が少しだけきれいになるような。
それにしてもUrBANGUILDは歌声+ギターだけで演奏するような人たちの魅力を最大限に引き出すような場所の印象が強い。ご飯もおいしいし、もっとあの場所でいろんなライブが見たい。

ライブが終わって場所を心斎橋SUNSUIに移す。
待ちに待ったFour Tetのライブ。数日前にDOMMUNEで見たDJがあまりに格好よかったので、当然のように期待は高まる。久しぶりにオールナイトイベントに参加するので途中眠くなってしまうのか心配したけど、その問題もなし。
途中までは本当に楽しくて、今年一番のライブかも!と踊りまくっていたけど、なぜかどんどん集中力がなくなってしまい、ライブ自体も中途半端で終わった印象。もう終わり?と思ってしまった。なぜあんな風になってしまったんだろう。でもやっぱり前半の格好よかった時間のことは忘れられないし、Four Tetはもちろん大好き。期待しすぎてしまったのかもしれない。

若くもないのにオールナイトのイベントに、しかも他のライブとかけもちで出かけるなんてどうかしてると我ながら思っていたけど、やはり2つとも行ってよかった。行かなかったらまたひどく後悔していたと思う。100%満足できなくても、行かずに不平を言っているよりずっといい。訳のわからない言い訳はせず、これからももっといろんなライブに行こうと思う。