8月に読んだ本

青い城 (角川文庫)

青い城 (角川文庫)

山崎まどかさんが「おとなのオリーブ」で選書していたので手にとったのだけど、主人公のヴァランシー(アラサー・独身/ただし、2015年でなく1900年前後!)があと1年の命と宣告された後の行動がとってもかっこよく、胸のすく思いがしたので、Kindleで原書を買うに至っている。

ノーサンガー・アビー (ちくま文庫)

ノーサンガー・アビー (ちくま文庫)

「青い城」を読んだ後に似たような小説が読みたいとインターネットの荒波を旅してみたらジェイン・オースティンのこの本に出会う。「青い城」のヴァランシーのような主人公ではないものの、小説が大好きで空想の過ぎるヒロインの物語を読むのはとても楽しかった。

メイズ・ランナー (角川文庫)

メイズ・ランナー (角川文庫)

映画が面白かったので原作も読んでみたけれど、映画とは少し展開が異なっていて、これはこれで楽しめた。秋公開の映画続編を心待ちにしている。

特捜部Q ―知りすぎたマルコ― ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ))

特捜部Q ―知りすぎたマルコ― ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ))

日本語訳の出ているシリーズをすべて読み終えてしまって悲しい。続編の邦訳が出版されるのを指折り数えて待っている。

犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)

犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)

下巻ももちろん読み終えた。北欧ミステリーを読むと、北欧=おしゃれでなく、北欧=恐ろしい、というか遠い彼の地でも人間が本当に生きているイメージに変わる。

あとは話題の三島由紀夫命売ります」。「レター教室」や「不道徳教育講座」の三島しか知らないのでイメージが崩れることはない。

毎月まとめて書くのが8か月目にして面倒になってきてます…