9月に読んだ本

映画の脚本に行き詰まると同時に自分自身を時間の中に絡めとってしまって身動きできなくなった作者が、自分と近い場所で自分とは全く違う生活を送る人と出会うことで何かが少しずつ動き出すドキュメンタリー。ラストの展開に涙が止まらなくなり、映画「ザ・フューチャー」を見て、再読もした。折りにふれてはまた読み返したいな。

ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)

ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)

愛を返品した男 物語とその他の物語

愛を返品した男 物語とその他の物語

前者を読んで、アメリカ文化をより理解した上で後者を読むとさらに楽しめるのでは。

死を忘れるな (白水Uブックス)

死を忘れるな (白水Uブックス)

105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐

105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐

なぜか老人が主人公の物語を立て続けに読んでいた。後者については思っていたのとは全く違う物語で、ちょうど安保法制で揺れていた時勢に読んだので、思うところも多かった。