3月読んだ本

疲れると本が読む時間が短くなる一方で悲しい。3月読んだ本はそれでも続きを読みたくなったものばかり。

氷 (ちくま文庫)

氷 (ちくま文庫)

世界の終末として描写される風景があまりにも美しすぎて圧倒される。カヴァンの文章を読むと、なんで肌に空気がまとわりつくように思えるんだろう。

ストーナー

ストーナー

小さな幸せと諦めの中に貫かれる信念を思う。読後あとがきで訳者のことを知り、涙した。

70編ほどのエッセイ集なので、年明けからちびちび読んでついに読了。ふとした時に開いて当たったエッセイをきっと何度も読み返す。

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

外出中に手持ちの本を読み終え、このミス受賞作だからとなんとなく手にとって読み始めたらとまらなくなった。もし映画化なんてされたら画面を直視できないだろうな…