きのうのはなし

今年もムジカジャポニカキセルを見にゆきました。(去年の日記 http://d.hatena.ne.jp/cloudy3/20080720/p2)
その前にまた「破」を見てしまう…あの衝撃の展開から後、頭がぼんやりして終盤の詳細を再度確認したかったのです。そんな目的だったので、最初ちょっと寝てしまったことは私だけの秘密だ(と全世界に向けて秘密開示)
そしてついついこの指輪を買ってしまう。

ネットで見てかわゆいと思っていた指輪ですが、なんとゆかさまとお揃いらしいじゃないですか!(正確には色違い)ゆかさまよりずっと年上の私がそんな大胆なことしてええんかしらん…と思いながらもかわゆいからよしとしました。
そしてムジカへ。去年食べられなかったカレーも無事食し、万全の体制で臨む「祝ムジカ3周年愛のこぎり賛歌、ハヂメにキセル」。
まずはサキタさん。のこぎりとギターだけの演奏とは思えないほどの豊かなメロディーを響かせていました。しかも話が本当におもしろい!横山ホットブラザーズとレコーディングした話とか、小学校(中学校?)で演奏した話とか。「かんぴょう」という歌はしばらく頭から離れそうにありません。しかしギターを弾いていた江口さんが「るるるの歌」はどう?と言ったとき、聞きたい!って勇気を出して言えばよかった…「シャキーン!」好きとしては。
キセルは兄弟のみバージョン。冒頭の「庭の木」のアレンジが相当変わっててびっくり。「サマタイム」を聴いて「もう夏だねえ」と思ったり。新曲も2曲演奏。どちらも失ったものに対する思いを自分の中で飲み込んで、そこから少し踏み出そうとするようなうたで、ちょっと自分の現状に重なる部分もあったりしてぐっときた。エマーソンさんが入ったらどんな感じの曲になるのかな。それも楽しみ。
アンコールはまさにハジメキセルで「ハナレバナレ」。その次に「たゆたう」という曲。名古屋ののこぎりとテルミン奏者の方が作った曲。のこぎり×2、ギター×2での演奏がなぜかbibioっぽい曲に聴こえてくるという鳥肌もののマジックを体験しました。
本当に行ってよかったと思えるライブで、多分ずっと忘れない夜だと思う。