人間だもの

昨日の夜、腰の痛みのせいで普通に立ち上がれなかったので、病院に行った。単なる腰痛との判断だったけれど、久しぶりにレントゲンをとって自分の背骨の様子など見た。自分の骨を実際に見る機会などまずありえないので(あったら怖い)レントゲン写真を見るのはなんだかちょっとドキドキする。不謹慎ですか、すみません。
生まれて初めてレントゲンを撮ったのは多分小学校高学年の頃。その頃原因不明の頭痛に日々悩まされていた私は、マンガばっかり読んでいて、いらない知識満載だったため「きっとのうしゅようができていてしゅじゅつとかしちゃうんだわ」と脅えていて、心配した母に連れられて大きな病院へ行った。
問診などしても特に異常が見られず、しかも学校を休んでいったため、先生には「学校で何かいやなこととかあるの?」などと聞かれ、仮病と疑われたことをよく覚えている。その日はレントゲンを撮って、後日また検査結果を聞きに行った。その頃は人生で一番いろんな部分が成長していた時期だったらしく、脳みその成長に頭蓋骨が付いていけてなかったというなんか間抜けな結果だったのだけれど、その時見た自分の頭蓋骨のレントゲン写真にはものすごく衝撃を受けた。ドクロマークとかになっているあの骨が当たり前だけど自分の中にもあるのかという事実が信じられなかった。今でも少し不思議(SF)。
なんていうか、世界中の何億もの人の基盤が全部同じって考えるといろんな面倒くさいこととかバカらしくなってきたりもする。